幸せを壊さない相談
2009.1.11up(2008.5.1作)
ゴールデンウィークは、知人の家に「遊びに来なよ」と誘われたり、
「遊びに行くよ」と私から言って押しかけたりして、
仕事外で子どもに会う機会が多い時期です。

発達がどうしたとか、言葉がどうしたとか、
プライベートではそっちのチャンネルは閉じる努力をして、
この子はおもしろいなー、と
楽しんで帰ってきています。

生まれたての赤ちゃんの時に抱っこさせてもらった子もいて、
その後、会うたびにどんどん変わっていくのは面白いです。
毎日会う人より、たまに会う人の方が変化は実感しやすいのでしょうね。

親子ではいろいろ毎日あるのでしょうけど、
子どもにちょっとエキセントリックなところがあっても、
「こらっ」と怒ったり、
「もう、しょうがないなー」と笑いながら
幸せそうに家族みんながしているのを見るのが
私には、楽しみでもあります。

でも、ちょっとしたことを他から言われて、
ご両親が子どもの発達のことで悩み始めるのを見ることも時々あって、
私は、正直に言いますが、そんなとき、
普段の相談のときとは比べものにならないくらい
自分の心が痛むのを感じます。
多分、その子が家族の幸せの中で、
赤ちゃんのときからずっと大きくなってくるのを
おなじ地平に立ってちょくちょく見守ってきたから、
感じるものが違うんだと思います。


それにしても、家族の幸せを壊さない助言ってなんだろうって、
考えてしまいます。

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